【旭川市】おすすめの宝石店比較表
会社名 | 特徴 | 住所 | 営業時間・定休日 |
ビジュ大西(大西時計店) |
| (本店)北海道旭川市6条通8丁目左1 買物公園 ※ほか旭川市内に2店舗あり | 10:00~19:00 定休日:年末年始 |
PROPOSE(プロポーズ)旭川店 |
| (旭川店)北海道旭川市緑町23-2161-3 イオンモール旭川西1F センターコート前 | 9:00~21:00 |
ブライダルジュエリーレガン |
| 旭川店:〒070-0034北海道旭川市4条通8丁目1703-5 アピスビル1階 | 平日10:30〜19:00 土日祝 10:30〜19:00 |
EESTELLE(エステール)イオンモール旭川駅前店 |
| (イオンモール旭川駅前店)北海道旭川市宮下通7-2-5 イオンモール旭川駅前 2F | 10:00~21:00 |
三喜 |
| 北海道旭川市宮下7-3897-1-53 駅前ビル1階 | 10:00~19:30 |
金製品を買うときにほぼ必ず目にする「K18」「18K」「18金」という文字に皆さんは疑問を持ったことはないでしょうか。これらはすべて定義があって使い分けられています。ここでは「K18」「18K」「18金」のニュアンスの違い、慣習と地域ごとの違い、品質や純度を表す異なる表現方法について解説します。
CONTENTS
「K18」「18K」「18金」のニュアンスの違い
「K18」「18K」「18金」は金製品を扱う際、日常的に使用されている言葉ですが、その意味を理解している方はあまり多くはないのではないでしょうか。
しかし、それぞれに定義があるので、皆同じものだと思っていると思わぬ不利益を被ることになるかもしれません。金製品は非常に高価で資産価値の高いものであると同時に大事な贈り物にも重宝するので、是非とも定義は認識しておきたいところです。
「K18」「18K」「18金」表記における18とは、金の含有率を示しています。
金の含有率は特殊な方法で表記され、100%が24、75%が18、58%が14、42%が10となります。つまり、金が全体24のうちどれだけ入っているのかという考え方をします。
素人からすれば非常にややこしい表記の仕方といえます。当然、金の純度が高ければ高いほど「資産」としての価値は高いものになります。
では『K』は何を意味するのでしょうか。「金の頭文字でしょ」と考えている方もいると思いますが、違います。
Kは英語のkaratの頭文字をとったもので、金の割合を表現するための単位として使われています。同じような表現にcaratがありますが、これはダイヤモンドの重さを表す言葉で、1caratは200gのダイヤモンドを意味します。
金はその名の通り「金」、英語で言うところのgoldを意味します。上記のことから、「K18」「18K」「18金」のいずれも全体の中に75%の金が含まれているものであることを表記しています。
そういう意味でいえば、これらの表現はすべて同じものを意味します。
「K18」「18K」「18金」の慣習と地域ごとの違い
上記のように表記の違いはありますが、同じものを表記している「K18」「18K」「18金」はどうして表記の方法が違うのでしょうか。個別に解説します。
「K18」は、日本で製造された金の含有率が75%ある金製品を表します。この表記は製品そのものに刻印され、確認できます。この刻印があることが日本製の正規品である証であり、日本の金製品の品質保持、信用保持、取引の円滑化に役立っています。
「18K」は日本製とは逆の表記ですが、これは金の含有率が75%の海外性の金製品を意味します。これは、日本の造幣局が決めたことで、基準を満たしていればそれぞれの表記ができます。
しかし、造幣局がすべての海外製品について金の含有量を溶かして調べるわけにもいきません。このような事情から、24Kと表記があっても、実際は80%ほどしか金の含有率がないなどの「偽物」が出回ってしまっていることがあります。
これは、大きな問題で、買取の際の査定額が下がってしまったり、金そのものの資産価値を目的に金製品を保有していたが、表記と違う金の含有率のためにその価値を大きく減じてしまったりということが起こり得ます。
海外製のものを購入する際は、必ず信頼できる販売店で購入したり、鑑定書付きの製品を購入したりすることをおすすめします。「18金」は、製造された場所が日本であっても海外であっても関係なく、金の含有率が75%ある製品を表します。
このように「K18」「18K」「18金」は、それぞれ意味が違うので、厳密に理解していないと販売元と認識の違いが生まれてしまうことも考えられます。それぞれの意味をしっかりとおさえておくようにしましょう。
「K18」「18K」「18金」の品質や純度を表す異なる表現方法
「K18」「18K」「18金」は金の含有率が75%ある金製品と解説してきましたが、これらは当然純金ではありません。
つまり上記の18とつく製品は、鉄や銅、銀などを混ぜています。ここで「金100%の方がいいに決まっているのになぜジュエリーは18金が多いのか」という考えを持つ方もいるのではないでしょうか。
これには理由があり、金そのものは非常に柔らかく、ジュエリーとしては加工がしやすい金属になります。反面、外圧に弱いので容易に変形します。これを解決し、ジュエリーとしての品質を保持するために他の金属を混ぜて製品化します。
また、これらの混ぜられた金属を表現するために「K18」「18K」「18金」の後に「WG」「PG」などと表記することがあります。「WG」はホワイトゴールドの略で銀が混ぜられていることを表し、『PG』はピンクゴールドの略で銅が混ぜられていることを表します。
上記ように金を製品化する際は、混ぜられる金属によって耐久性を担保すると同時に色味を変えることでジュエリーとしての機能を担保しています。
まとめ
「K18」「18K」「18金」のニュアンスの違い、慣習と地域ごとの違い、品質や純度を表す異なる表現方法について解説してきました。金製品は多くの方を魅了し、資産としても現在大きな注目を集めている金属になります。製品の表記は品質を表す指針になりますので、しっかりと頭に入れておくようにしましょう。上記を参考に正しい知識を身につけ、納得のいく取引を実現してください。