結婚指輪についた傷は直せる？

毎日結婚指輪をつけていると、傷がついてしまうこともあるでしょう。結婚指輪についた傷を直すことは可能なのでしょうか。この記事では、結構指輪の傷の直し方や、金属素材の結婚指輪と宝石付きの結婚指輪のそれぞれの修理方法を紹介します。結婚指輪についた傷を直したいと考えている方は、参考にしてください。

結婚指輪についた傷は直せる？

結婚指輪を毎日つけていると、いつの間にか傷がついてしまっていることも多いでしょう。結婚指輪についた傷は、直すことが可能です。傷を直すには、自分で対処する方法や、プロに依頼して直してもらう方法があります。

自分で対処する方法

結婚指輪に傷がついてしまっても、自分で磨いて対処することが可能です。誰でも簡単にできる方法なので、手順に沿って磨いてみましょう。

まず用意するものは、適量のお湯、中性洗剤、ティッシュペーパー、指輪を磨くクロスです。磨き方は、まずぬるま湯を入れた容器に中性洗剤を入れ、軽く混ぜます。次に容器に指輪を入れて5～10分程度浸します。

5～10分経ちましたら指輪を水ですすぎ、ティッシュペーパーで水気をふき取ります。最後に指輪専用のクロスで指輪を軽く磨きましたら完了です。

自分で対処する方法の応用編

結婚指輪の傷を磨く方法を紹介しましたが、応用編として研磨剤を使う方法もあります。ただし、研磨剤を使えない素材の指輪もありますので注意が必要です。

指輪の素材に適した研磨剤を用意し、クロスに研磨剤をつけて軽く馴染ませます。クロスの研磨剤がついた部分を指輪に擦りつけながら磨きましょう。傷が消えましたら、指輪を水ですすぎ水気をふき取ります。

プロが対処する方法

傷がついた結婚指輪は、ジュエリーショップに持ち込むとプロがきれいに磨いてくれます。自分で磨く自信がない方や、自分で磨いたがきれいにならなかった場合は、プロに任せることをおすすめします。

ジュエリーショップでは、リフレッシュ仕上げという方法で指輪を磨きます。超音波洗浄をしたり専用の電動ヤスリを使って磨いたりするので、新品同様の仕上がりになるのです。

ただし、傷の程度や指輪の素材によって対処方法は異なりますので、傷がきれいに直るか不安な方は、事前にプロに確認してもらうとよいでしょう。

金属素材の傷の修復

金属素材の指輪は、結婚指輪として人気の素材です。しかし、純度が高ければ高いほど強度は下がるので傷がつきやすくなります。基本的に割り金という別素材を混ぜることによって強度を高めるのですが、日常的に使用する結婚指輪には細かい傷がついてしまい、くもってしまうのです。

金属素材の指輪の修復方法は、一般的な指輪の傷を直す方法と同じで問題ありません。細かい傷ならば、研磨剤を含んだクロスで磨くことで傷は目立たなくなります。

研磨剤で磨く前に、指輪の汚れをふき取るとることが重要です。しっかり汚れを落としてから研磨剤で磨くと、より効果的です。自分で傷を磨くのが不安な方は、購入したジュエリーショップに相談してみるとよいでしょう。

宝石付き結婚指輪の修理

結婚指輪の中には、宝石付きの指輪もあるでしょう。宝石が付いている指輪に傷がついてしまった場合に、どのように修理するのでしょうか。

傷の修理方法や、変形や歪みの修理、石留めのメンテナンスについて詳しく紹介します。宝石付きの結婚指輪を長く安心して着用するために、参考にしてみてください。

傷の修理

基本的に、宝石が付いた指輪は、研磨剤で磨いてはいけません。宝石付きの結婚指輪は、自分で対処するのではなく、必ずジュエリーショップへ持ち込んで対応してもらうことが重要です。

結婚指輪を購入する際に、ジュエリーショップでアフターサービスの案内があります。購入したジュエリーショップならば、結婚指輪の修理を受け付けてくれるでしょう。傷やくもりはプロの手で磨き直してもらうことで、新品同様の状態になります。

変形や歪みの修理

宝石付きの結婚指輪は、変形したり歪んでしまったりすることもあります。変形や歪みは、購入したジュエリーショップに持ち込むとプロの職人が修理してくれます。

肉眼で分かるような変形や歪みでも修理できる可能性はありますので、ジュエリーショップで相談してみることをおすすめします。

石留めのメンテナンス

宝石付きの結婚指輪は、身につけているうちに宝石を留めている部分が緩んでしまいます。石留めが緩んでしまうと、宝石が動くようになってしまい脱落の恐れがあります。

宝石付きの結婚指輪は、定期的にメンテナンスする必要があるのです。定期的に緩みをチェックし、メンテナンスしておけば宝石付きの結婚指輪を安心して着用できます。

まとめ

結婚指輪の傷の直し方について紹介しました。結婚指輪についた傷は、自分で対処することも可能です。自分で磨くのは不安という方は、ジュエリーショップに持ち込みましょう。プロに磨いてもらうことで新品同様の仕上がりになります。

しかし、指輪の素材や傷の状態によって対処の仕方は違いますので注意が必要です。結婚指輪をきれいな状態で長く着用し続けるためには、定期的なクリーニングやメンテナンスをすることをおすすめします。