結婚指輪のサイズの目安は？選び方や失敗しないためのポイント

生涯のなかでとても大切なリングには、結婚指輪と婚約指輪がありますが、どちらも後悔しないように選びたいものです。どのデザインのものにするか選んだら、サイズを選んでいきますが、自分に合うものを見つけるのは大変です。今回は、長く身に付けておくために、サイズの選び方や注意点について紹介します。

結婚指輪のサイズを測る方法と目安の選び方

結婚指輪の大きさがわからないとどうにもならないので、測り方と目安について解説します。色んなポイントがあるので、取り入れて参考にしましょう。

むくみやすい時期や時間帯

靴を買う時は、1日の足のむくみが出る夕方に足が大きくなるので、夕方がよいといわれます。

靴選びと同様に指もむくむので夕方に選びましょう。人によっては1日で0.5〜1号も変わるので、1日の始まりと終わりの2回測りましょう。

また、夏には水分を摂りすぎでむくむので、冬に買った指輪が夏に入らなくなることもあります。

妊娠中は？

結婚指輪は、太る可能性を考えて大きめにされる方、また、出産予定の方は妊娠のむくみを気にする方もいます。

妊娠中はむくむため、指輪が入らなくなった方もいます。

しかし、産後は元のスタイルに戻ったり、子育てで痩せたりするので、妊娠中は外し、現在の状態で自身に合うものを選ぶ方がいいでしょう。

リングの幅について

リングの幅にも適切な大きさがあります。幅が広いと圧迫感できつく感じます。指から抜けないなら1周り上のものがいいでしょう。

逆に細く華奢だと指に食い込むため、付け心地や見た目で、総合的に合うものを見つけましょう。

自分で測る場合の上手な測り方

測り方は、まず手持ちの指輪で一番合うものの直径を測ってみましょう。

さらに正確に大きさを知りたい場合は、細い針金などを指に巻いて、印をつけ、指の周りを測ります。

目安は、7号で直径15.0mm円周47.1mm、8号直径15.4、円周48.2mm、9号直径15.7、円周49.2mm、10号直径16.0、円周50.3mmです。

むくみなど大きさが変わるあるので、時間や日を分けて何度も測りましょう。

結婚指輪のサイズ選びで失敗しないためのポイントと注意点

婚約指輪も結婚指輪も同じサイズなのが一般的です。婚約と結婚の違いを考え、少し大きさを変えてみてもいいかもしれません。ここでは指輪の大きさの選び方の違いについて解説します。

婚約指輪はタイト？

婚約指輪は装飾を贅沢に使ったものが多く、指輪の真ん中に大きめの装飾がついています。指輪が大きいと、ダイヤモンドの重さにより、中心から装飾がずれてしまいます。

ずれないよう少しタイトでピッタリした大きさのものを選びましょう。

結婚指輪は少し余裕があるものがいい？

選び方は、付けていて付け心地が良いかチェックしましょう。時間帯によってむくみ方が違うので、ぴったりよりも少し余裕がある方がいいでしょう。

しかし、大きすぎると指輪まで変形するので注意です。

業務中に付けられない方は、付け外しがスムーズにできるものを選びましょう。

結婚指輪のサイズ修正と交換に関する情報と対処法

婚約指輪が合わない方や妊娠して結婚指輪の大きさが変わった方など、サイズ直しする方がいます。こちらではサイズ直しに関することについて紹介します。

素材やデザインによってはできないもある

指輪の素材やデザイン次第では直せません。柔らかいプラチナやゴールドなどは適していますが、チタンやパラジウムなどは硬いため直しにくくなっています。

また、アーム全体にあるデザインやダイヤモンドがぐるりと付いているのは困難です。硬くないプラチナやゴールドにするといいでしょう。

サイズ直しの方法は？縁起が悪い？

指輪を切断して直します。縁起を大切にする日本では、切断が2人の縁を切る連想に繋がるので、指輪を直すのは縁起がよくないとされています。

しかし、2人の未来を切り開くという明るいイメージもあり、考え次第で切っても切れない縁のようにも感じられます。

また、ほかに指輪の内側を削って広げる、もしくは指輪の内側にパーツを付けて内径を狭くする方法もあります。

プロの「リングサイズゲージ」で測ってもらおう

店舗ではプロに測ってもらえます。リングから指を抜くときに、関節に少し引っかかりつつも、抜けるのが適切な大きさです。

手を握ったり閉じたり、台に置いて様子をみてください。目測で買わず、必ず試着して大きさが変わる可能性も考えながら選びましょう。

まとめ

本記事では、指輪の選び方や注意点について役立つポイントについて解説しました。大きさの直しや変更など、たくさんの気を付けるポイントがありますが、この機会に手塩にかけて選び、楽しみながら素敵なものを見つけましょう。参考にして良かったと思ってもらえるよう、本記事が指輪を選ぶときにお役に立てれば幸いです。